『Dragon’s Dogma2』が発売されましたね。『Dragon’s Dogma』シリーズの特徴は、王道ファンタジーの世界観を踏襲しながらも、サードパーソン・アクションRPGとして展開されています。オープンワールドであるだけでなく、続編のダークアリズンではサバイバルホラーの要素も巧みに盛り込んだゲームデザインが特徴的です。
初代Dragon’s Dogmaのストーリーのおさらい
漁村カサディスが深紅のドラゴンに襲撃され、主人公はドラゴンに心臓を奪われるが、不思議な力によって生き返ります。主人公はドラゴンに選ばれたもの、「覚者」として、異界の従者「ポーン」を従え、奪われた心臓を取り戻す旅に出ます。
ドラゴンを倒した後のストーリーも必見です。続編ダークアリズンのダイモーンは個人的に印象深いキャラクターの一人です。
開発秘話からわかる困難なプロジェクト
初代『ドラゴンズドグマ』は、モンスターハンターと同時期に原案が立ち上がり、モンスターハンターのようなアクションの要素も入れつつ、RPGのようなストーリーや成長要素があるゲームを作りたいという希望から、開発がスタートしました。
オリジナルの要素として「しがみつき」がありましたね。モンスターにしがみつきながら弱点を目指して剣を振った印象は大きいと思います。
『ドラゴンズドグマ』は大ヒットし、ユーザーからは続編の要望が高まりました。その中で、オンラインマルチプレイやポーンとアクションの楽しさをさらに追求する声が圧倒的でした。最新のドラゴンズドグマ2にもポーンとの掛け合いが期待されていますよね。
「オフラインタイトルとしての続編、オンラインタイトル、両方を同時に開発すればいい。ユーザーの要望もどちらもやろう」
CAPCOM
「ドラゴンズドグマ オンライン」のエグゼクティブプロデューサー小林は、平然とそう言ってのけた。
ドラゴンズドグマ オンライン 開発秘話
https://www.capcom.co.jp/recruit/project/ddo.html
プロデューサーやプランナーは次の展開を検討し、最終的には続編とオンライン版の両方を開発することに決定しました。(後の「ドラゴンズドグマ ダークアリズン」と「ドラゴンズドグマ オンライン」)しかし、オンラインゲームの開発に必要なスタッフが不足していたため、全力でスタッフを募集し、オンライン版の開発に着手しました。
ドラゴンズドグマ2の期待と現実
ドラゴンズドグマは、国産のオープンワールドアクションRPGとしては少ない状態で大ヒットしました。国産オープンワールドは海外の物に比べ、見劣りしてしまう印象がある中、パルワールドの大ヒットやRise of the Roninなどの和風世界観の新作が期待されていました。当時革新的だったジャンルであり、ハイエンド機による高いグラフィックも相まって新しさがありましたが、最近はオープンワールドアクションRPGだけでも多くの作品ができています。その中でプレイした方はSNSでこのように述べています。
画質きれいすぎ!最新機種で美しすぎる。しがみつき要素も楽しすぎる。
デカいモンスターが出てくる!これぞドラゴンズドグマ。
肉を焼いている場面がまさかの実写・・・。笑った。
キャンプですごいクオリティな肉が焼けます!
このように、過去作を遊んでいたファンからすごく楽しめるクオリティになっているようです。キャンプの肉を焼く場面など独自の要素を取り入れるところは、開発秘話からもわかるように開発陣の工夫が感じられますね。
まとめ
今回はドラゴンズドグマ2が発売されたということで、初代ドラゴンズドグマのおさらいと開発陣のすごさ、新作の口コミについてまとめました。現在様々なバグなどが見つかっていますが、今後のアップデートで高いクオリティのゲームになることでしょう。気になった方は是非プレイしてみてください。
個人的にはゲームオブザイヤーの候補になりうる作品だと思います。今後の発展に期待したいと思います。