リクガメにも“気分”がある!?爬虫類のムード研究でわかった3つのポイント
「爬虫類に気持ちなんてあるの?」これまでの常識では、爬虫類は単純な本能行動しかせず、感情や気分を持たないと考えられてきました。しかし、最新の認知行動研究で、リクガメ(Red‑footed Tortoise, 学名 Chelonoidis carbonaria)にも“長期的な気分(ムード)”がある可能性が示されました。この発見は、動物福祉の観点だけでなく、脊椎動物の認知・感情進化の理解にも大きな示唆を与えます。本記事では、この研究のポイントと意義を3つの観点から解説します。
2025.11.10 2025.11.11
生物研究記事